【読書】「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
本日は、元スターバックスジャパンCEOの岩田松雄さんの「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方をご紹介したいと思います。
本の内容
まず岩田氏はリーダーシップのイメージを変える必要があると言います。
リーダーシップといえば、多くの人がイメージするのが、オレについてこい、というカリスマ的な力で、グイグイ人を引っ張っていく、というものです。
私も読んで感銘を受けた本ですが、ジェームズ・C・コリンズの名著『ビジョナリーカンパニー2飛躍の法則』では、多くの人がイメージするカリスマ的な力によるリーダーシップは「第4水準」という書き方がされています。
その上のリーダーシップとして「第5水準」というリーダーシップがあります。
その第5水準では、カリスマ性の有無はまったく関係がなく、むしろ、謙虚さを持っています。
何かがうまくいったとしたら、「それは運が良かったからだ」「部下が頑張ってくれたからだ」と受け止め、逆に、うまくいかなかったときには、「すべて自分の責任だ」と捉えます。
また、ついていきたいリーダーになるためには、人間力が必要であると強くいっています。
ある程度は、部下の仕事のプロセスを見てあげないといけません。
もちろん部下にとっても結果は重要だが、結果が伴わなくてもやるべきことをやっている人はそれなりに評価してあげることが必要です。
それは、部下の仕事へのモチベーションを大きく高めることにもなると言っています。
また、組織のリーダーとして部下を持つときに、何より大事なことは、部下に関心を持つ、ということです。
興味を持たれていない、関心を持たれていない、というのが、部下としては一番辛いことだと認識すべきであると言います。
読んでの感想
一言でいえば、人も職業も多様化する現代において、バランス感覚が必要となるリーダーに求められることが網羅的に書いてある本です。
部下のモチベーションを上げることで、チームとしての力を最大化するのかがいかに重要か改めて教えてくれます。
またついていきたいと思われるリーダーになるために、リーダーには日々人間力を高めていかなければならないなと、私自身も決意を新たにしました。
公務員の皆さんへ
公務員の世界では、成果が見えにくい分、職員によってモチベーションの開きがとてもあります。
そうした多様な価値観を持つ職員の力を、どう最大化するかが管理職には求められます。
リーダー自身は謙虚で日々努力し、成果が見えにくい公務員の世界で、部下に対しては、岩田さんの仕事の過程を評価するという考え方は、公務員の世界と親和性がとても高いです。
職員全員が同じ方向を向いているとは言いにくい公務員の世界の管理職に求められるのは、市民や議員、部下の立場で物事を考えるバランス型のリーダーだと思います。
公務員で管理職などの立場にある人や、目指している人は指南書とも言えるべき本だと思います。
【筋トレ編】地方公務員の身だしなみ
皆さんこんにちは!現役地方公務員のKESUです。
私はそんなに必死にハードなことをやっているわけではありませんが、筋トレや体を鍛えることが好きです。
本日は、私が細マッチョな体型維持のために、週に5、6回やっている筋トレについてお伝えしたいと思います。
体を鍛える目的
筋トレで体を鍛えている目的は、単純にただ一つ、オシャレでカッコ良くいるためです。
何度もブログで書いているように、私は男のオシャレは顔、髪、体型、ファッションすべてバランスよく兼ね備えてはじめて成り立つものだと考えています。
体型に自信がないとファッションや系統も限られてきますし、顔の表情も暗くなります。
誤解を恐れずに言えば、服とか靴とか気にする前に、体型や顔、髪型を気にするべきと私は思っています。
自分の体型を管理することは、自制心があるかどうか、仕事の進行管理できるかどうかにも少なからず関係していると考えています。
非言語コミュニケーションも含めると、人は見た目が9割以上というのが私の持論です。
トレーニング時間や内容
とはいえ、仕事に子育て、趣味もたくさんあるので自宅で1日に30分程度しかできませんが、8年ぐらい継続的に欠かさずにやっているので、体脂肪率は8or9%です。
トレーニングは帰宅後すぐに自宅で行います。トレーニングを終えるまでが私は仕事と捉えています。
運動すること自体好きなので、もっと時間があればジムに行ったり走ったりサッカーしたりしたいのが本音です。
仕事が終わって疲れている中、毎日筋トレすることが続かないという方は多いと思いますが、習慣にしてしまうのが手っ取り早いです。
最初の3ヶ月ぐらいが耐えどきです。
そのためにまずは、頑張りすぎずにできるぐらいの量をこなすのがちょうどいいと思います。
ハードなことをたまーにするより、嫌にならずにできることを継続する方が楽しいし、習慣化しやすいと思います。
我々のようなデスクワークでは、疲れは頭の中の錯覚であって、筋肉の凝り固まりがそうした疲れの錯覚を生んでいると思っています。
そのため、デスクワークの人は毎日30分程度のトレーニングは必須です。
私の体作りのコンセプトは太くて大きい筋肉ではなく、細マッチョな体型を維持することです。
そのため、あまり限界をはるかに超えて追い込むことはしません。
トレーニングとしては、部位を胸、肩、腕、背中、脚の5分割にし、5日間でローションする分割法を取り入れています。腹筋は各部位の締めに基本的にほぼ毎日行います。
各部位につき4種目程度、10回×3セットでキツくなる重さや種目を選んでいます。
肩であればショルダープレス、サイドレイズ、フロントレイズ、アップライトロウ、胸であればインクライン&デクラインのダンベルプレス、ダンベルフライ、脚であればブルガリアンスクワット、シシースクワット、バックランジ、カーフレイズといったかんじです。
その後の腹筋は、腹筋界の最高峰と言われるドラゴンブラッグやアブローラーを使った所謂立ちコロ10回×3セットで締めます。
自宅に可変ダンベル20キロ×2、10キロ×2やベンチ、チューブ、アブローラーなどがありますので、一般的なトレーニングとしては十分メニューが組めます。
こうしたトレーニング習慣や食事、サプリメントへのこだわりもあり、今の私の体型はこんなかんじで、ウエストは実寸60センチ前後です。
2児のパパ&事務で座りっぱなしの公務員では頑張っているのでは?と自負しています。
筋トレ直後だったらもちょい盛り上がったかな?笑
おわりに
以上、私がオシャレをする上で欠かせない要素である体型を維持するためのトレーニングについてでした。
運動やトレーニングは何となくやるのではなく、目的意識を持ってやることが効果倍増になると思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【ネクタイ編】地方公務員のファッション
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
急ですが、私はネクタイが好きです。
現在はクールビズ期間が以前に比べて伸びたため、11月から5月までの6ヶ月しかネクタイを着用する場面がありません。
しかし、Vゾーンが決まっているかどうかで見た目の印象がかなり変わりますので、少しでも興味を持っていただければと思います。
本日は、そんな「Vゾーンの主役であるネクタイのマナー」についてお伝えしたいと思います。
ネクタイの基本的なマナー
スーツはネクタイを着用してはじめて完成系になるものです。
クールビズ期間でも、気温によってはジャケットを着用する場面もあります。
そんなとき、上下セットのスーツを着ているのに、クールビズ期間だからと、ネクタイを外しただけの方をよく見ます。
これはスーツ着用マナーとしてはNGです。
ネクタイをしないのであれば、パンツとジャケットは別々のもの、いわゆるジャケパンにする必要があります。
またネクタイを今にもほどけそうな締め方をしていて、しっかり締めていない方も多く見ます。
いくら高いネクタイでも締め方がイマイチだと台無しですし、安物に見えます。
ネクタイはギュッとキツく締め上げるものです。
さらに、締めて形を整えるときに立体感をだすために、ディンプルと呼ばれるくぼみをつけるのが正解です。
きれいでカッコいいディンプルをつくるためのポイントは、結び方を工夫することと、しっかりと厚みのあるネクタイを選ぶことです。
2、3千円のペラペラなネクタイではきれいなディンプルをつくるのは無理です。
スーツにお金をかけるぐらいなら、しっかりした素材のネクタイを買いましょう。
役所内を見ると年齢に関わらず、正しいネクタイの締め方をしている人は1割もいないです。
私のVゾーンはこんなかんじです。
結び方やディンプルなどのバランスを参考にしていただければ幸いです。
おすすめのブランドについて
私が所有するネクタイブランドは、9割がフェアファクスです。
フェアファクスはネクタイの専門ブランドです。
靴やバッグなどの革製品もそうですが、基本的にものを選ぶにあたって最もコスパがいいのは、その道の専門ブランドです。
百貨店などで売ってますが、私はセールでいつも買っています。
定価は1万円ほどですが、セールで6千円ぐらいですので、若い方でも買いやすいのではないでしょうか。
カラーや柄について
ネイビーを中心に、パープル、ブラウン、レッド、エンジ、オレンジなどを気分によって変えれるように様々なカラーを所有しています。
柄はソリッド、レジメンタル、小紋柄、チェック、ドットとひと通り持っています。
私の場合、シャツは無地のホワイトやブルーシャツは議会のときぐらいしか着ません。
様々なカラーのストライプ、チェック柄のシャツを着ることが多いです。
様々なカラーや柄のシャツを着る私が、一番合わせやすいと思う柄は、小紋柄です。
所有するネクタイは20本以上あるので、一部の写真です。
おわりに
以上、私がそれなりにこだわりのある、ネクタイについての少し深いい話でした。
ネクタイは知れば知るほど、奥が深いものだと思います。
顔に近く、目につきやすいものなので、皆さんもぜひこだわりを持っていただくと、毎日のコーディネートが楽しくなります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【投資】インデックス投資について
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
私は日本の個別株を取り引きし、平均以上のリターンを狙うアクティブ投資家ですが、資産の3〜4割は投資信託で運用するインデックス投資家としての側面ももっています。
私の感覚として、インデックス投資(外国株式に限る)はローリスクミドルリターンだと思います。
ちなみに、日本株への投資はミドルリスクハイリターン。銀行への貯金はハイリスクノーリターンです(笑)
本日は、私のもう一つの顔である「インデックス投資について」お伝えしたいと思います。
インデックス投資とは
インデックス投資とは、あくまでも市場平均への連動を目指して運用を行うものです。
簡単に言えば偏差値50を目指す投資です。
負けない、競わない、市場の波に乗りましょうという運用方法です。
インデックス運用の投資信託はノーロード(信託報酬がかからない)商品があります。
それに対してアクティブ投資は、市場平均プラスアルファの運用成績を目指して運用します。
アクティブ運用でも投資信託を利用できますが、信託報酬が高くなる傾向がありますので、私の場合は自分で日本株を運用しています。
投資姿勢
私が投資信託によるインデックス投資をする際の心構えは、下記の4点です。
- ノーロード投信を採用すること
- 毎月定額購入をし、相場環境によらず購入単価を分散すること(ドルコスト平均法)
- 投信はすべて外国株式で運用し、先進国6割、新興国4割の内訳とすること
- 利益が出ていても、原則売却はしないこと
はっきり言って投資する側としては、まったく面白くないです。
ゲームであれば全資産を日本株の個別銘柄で運用するでしょう。
しかし、自分のリアルな資産運用ですので、そこは冷静かつ客観的に利益を生みやすい運用をしなければなりません。
日本の株式市場が壊滅的状態になる可能性があっても、全世界が壊滅的な状態になることはありません。
日本は人口減少・超高齢社会となるなど、先進国がイマイチでも、新興国は人口が増え経済成長しています。
つまり世界全体で見たとき、経済は右肩上がりで成長しているのです。
日本の個別銘柄は会社四季報やニュース、新聞などで状況が掴めますが、世界規模となると個別の会社の分析は素人には不可能です。
そのため、長期的に見れば、世界各国の株式に投資する投資信託を活用する方法が最も楽で堅実な方法です。
具体的な投資信託
- eMAXIS Slimシリーズ
- たわらノーロードシリーズ
これらのファンドが9割以上を占めていて、それぞれのシリーズの先進国、新興国の株式に投資しています。
信託報酬を考えると、これ以外のところで運用する理由が見当たりません。
私は新興国株式の割合が4割と高いので、リターンが高い分リスクも相応にあります。
そこまでリスクをとりたくない方は、上記シリーズの全世界株式1本でいくのも選択肢としてありだと思います。
ちなみに、全世界株式だと、日本株8%、先進国株式80%、新興国株式12%ぐらいの割合です。
私は上記以外には、ニッセイのグローバルリートとJリートのインデックスファンドに投資していますが、全体の5%ぐらいです。
ちなみに債券などには投資していません。
数十年という長期の時間軸でみれば、株式での運用こそ最大のリターンを生みますので、債券などで運用する理由は私には見当たりません。
また、私は401K(確定拠出年金)もやっていますが、そちらもeMAXIS Slimシリーズですべて運用しています。
公務員なので月12000円しかできませんが…
私は、投資信託歴6年ぐらいですが、トータルでプラス30%ぐらいです。
個別銘柄のように5倍とかにはなりませんが、銀行への貯金はもったいので最低限しかやらない私にとっては、投資信託は貯金のような感覚です。
おわりに
以上私が行っているインデックス投資についてでした。
インデックス投資は、めんどくさがり屋の方でも購入して放っておけばいいので、面白みはありませんが楽で堅実な投資法です。
リバランスなどは、必要最低限で良いと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【投資】配当金、優待目的株への投資について
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
本日は、株式投資についての内容です。
日本株について私は30銘柄ほど所有していますが、そのうち2割ぐらいは主に大型株に多いのですが、配当金や株主優待を目的にした投資です。
本日は、私の日本株の2割を占める「配当金や株主優待を目的にした銘柄への投資」についてお伝えしていきたいと思います。
配当金、株主優待株とは
その名のとおり、配当金や株主優待を積極的に行っている銘柄です。
大型で有名な株に多いのが特徴で、基本的にはその会社の成長を見込んだ投資ではなくて、定期的な配当金や株主優待を目的にしています。
割安成長株で配当金も株主優待も充実しているみたいな会社も稀にあります。
私が所有していた株で言えば、4,5年前のフジコーポレーションやDVx、エイジス、エスクリなどがそれにあたるのかなと思います。
こうした世間的にあまり知られていないエース級の銘柄を見つかるのは稀ですので、割安成長株と優待株は基本的に分けて考えます。
具体的な銘柄
どんな銘柄なのか皆さん興味があると思いますので、私が所有していた、または所有している銘柄を一部ご紹介します。
- すかいらーく ⇒ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどの誰もが知る外食事業を多く展開しています。
- JT ⇒日本で唯一の煙草事業に加えて、飲食産業も展開しています。
- オリックス ⇒、基本的にはリース企業ですが、それ以外にも不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団など多くの事業を手掛けています。
- KDDI ⇒固定電話事業、携帯電話事業、ISP事業などを展開しています。携帯電話事業のブランドとしてはauがあります。
- 日本BS放送 ⇒BSデジタル放送を行っているビックカメラ系列の衛星基幹会社です。財務状況も最強クラスで所有している株の中で所有年数が最も長いです。割安株としての性質も兼ね備えてます。
- テンポスバスターズ ⇒厨房機器の買取や中古販売をメインにしている会社です。ステーキあさくまの優待券がもらえることで有名です。
ほんの一部ですが、皆さんがご存知の会社が多いのではないでしょうか。
上記の会社をもっと分類すれば、配当金目的、株主優待目的に分けれますが、ここでは一緒にしてます。
選ぶポイント
私がこうした銘柄を見るときのポイントは下記の3点です。
割安成長株に比べてチェックポイントは少ないです。
理由は投資姿勢で後述します。
これらの3点を特に意識したうえで、投資判断をします。
それ以外に会社四季報や企業のHP、財務諸表の分析やチャートの確認などはざっくりします。
投資姿勢
大型株の場合、その会社の業績が良くても相場環境の影響を受けやすいので、基本的には全体が落ち込んで連れ安しているときに買います。
株主優待銘柄の場合、相場環境が悪くてもPER20倍以上で割高になっていることが多いです。
そのため優待権利確定日直後に安くなったときに買ったり、優待取りを狙ったクロス取引などをしています。
大型株の株価が短期間で2倍、3倍になることはあまりないので、キャピタルゲインを狙った投資には向きません。
また、大型株は、機関投資家といったプロ集団が得意な分野になりますので、個人投資家が情報量で勝つのは不可能です。
自分が知っている程度のことは、投資家全員知っているぐらいのスタンスでいましょう。
そのため、大型株の株価は基本的にいつでも適正価格になっているという認識です。
大型株については、効率的市場仮説が概ね成り立っているというのが私の見解です。
おわりに
以上私の投資の中では2割ぐらいを占める大型株、優待株についてのお話でした。
キャピタルゲインに比べると、インカムゲインや優待は雀の涙程度の額ですが、ポートフォリオに入れることでスパイスになると思って組み入れてます。
優待ってたいした金額じゃないのに、物としてもらえるから意外と嬉しいんですよね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【投資】割安成長株への投資について
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
本日は、株式投資についての内容です。
私は30銘柄ほど日本株を所有しています。
ではどんな銘柄なのかということですが、銘柄を選ぶ際に私は大きく2つの目的に分けて考えています。
1つ目は、小型株に多い割安成長銘柄で、会社の成長とともに株価の上昇を目的とした投資です。
2つ目は、主に大型株に多いのですが、配当金や株主優待を目的にした投資です。
本日は、私の日本株の8割を占める「割安成長株への投資について」お伝えしていきたいと思います。
割安成長株とは
その名のとおり、割安で成長可能性の秘めた銘柄です。
具体的に言うと、現在はマイナーで株価が割安になっていますが、今後成長していくことで株価の上昇が期待できる会社です。
株価上昇によるキャピタルゲインを目的とした投資です。
私の日本株の8割はこうした一般的にはマイナーな銘柄を所有しています。
取引所も東証1部ではなくて、東証2部や福証、ジャスダックで取引されている銘柄も多いです。
具体的な銘柄
どんな銘柄なのか皆さん興味があると思いますので、私が所有していた、もしくは所有している銘柄を一部ご紹介します。
- フジコーポレーション ⇒タイヤ・ホイールを中心としたカー用品店です。
- パラカ ⇒時間制駐車場の管理・運営を行う会社です。
- 三機サービス ⇒空調機器・電気・厨房設備などのメンテナンスを行う会社です。
- 日本管財 ⇒ビルメンテナンス、マンション管理など建物管理事業を中心とする会社です。
- KeePer技研 ⇒カーコーティングの洗車用ケミカルと機器等の開発・製造・販売を行っている会社です。
- エイジス ⇒日本で初めて棚卸ビジネスを始めた会社です。地域FCなどと連携し、全国展開をしています。
ほんの一部ですが、一般的にはあまりなじみのない会社なのではないでしょうか。
しかし、上記の会社は、ニッチな分野かもしれませんが、その会社にしかない圧倒的な優位性、強みを持っていて、私が購入してからいずれも株価が3倍以上に上昇した銘柄です。
選ぶポイント
私がこうした銘柄を見るときのポイントは下記の5点です。
- ストック型のビジネスモデル(収益が継続的に入ってくる)かどうか
- 景気に左右されにくい性質の事業か
- 成長余地はどのぐらいか
- ほかの会社にはない強みがあるか
- 株価が割安といえるか
これらの5点を意識したうえで、現在の日本の経済状況(買い時なのかどうか)などを総合的に勘案したうえで、投資判断をします。
もちろん会社四季報や企業のHP、財務諸表の分析やチャートの確認などもある程度はしますが、それほど何時間もかけるわけではありません。
投資姿勢
割安成長銘柄は、基本的にビジネスモデルが大きく変わらない限りは放置です。
何とかショックみたいなときも、株価への打撃は限られています。
ただただ上昇するまで見守るとうスタンスなので、慣れるまでは忍耐力はが必要ですが、慣れてしまえばとてもどっしりと構えていられます。
会社四季報を読みながら、宝探しをするような感じで投資候補先を探しています。
こうした割安成長銘柄への投資は、長期投資の醍醐味であり、我々個人投資家が圧倒的な知識と情報を有するプロ集団相手に勝てる方法です。
それは、割安な小型株には、機関投資家があまり売買を行わない(積極的に多額の資金を入れてこない)という特徴があるからです。
おわりに
以上私の投資の中心とも言える割安成長銘柄についてのお話でした。
一言でいうと、ダイヤの原石を探すのはとても楽しいですよ。
割安成長銘柄への投資こそ、中長期の株式投資の王道だと思います。
泣く泣く株価上昇によって売るときは、我が子が巣立っていくような何とも言えない気持ちになります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【読書】京セラフィロソフィ
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
本日は日本を代表する経営者、稲盛和夫氏の京セラフィロソフィという本をご紹介したいと思います。
本の内容
稲盛氏は、「人間として何が正しいのか」を自らに問い、唯一無二の判断基準として、正しいことを正しいままに貫いていくことで会社を成長させてきました。
人のタイプは、(1)火を近づけると燃え上がる「可燃性」、(2)火を近づけても燃えない「不燃性」、(3)自分でカッカと燃え上がる「自然性」の3種類に分けられます。
経営がうまくいくかどうかは、会社にどれぐらい「燃える人」がいるかにかかっているといっても過言ではありません。
「燃える人」とは、命令されたから仕事をするのではなく、言われる前に自ら積極的に行動する人のことです。
こういった人物を採用したければ、「勝ち気」で「常に何事にも積極的」な性格の人に注目すべきと言います。
そのような人たちは、自分に与えられた仕事を好きになると、自分から燃えて行動しはじめてくれます。
また、真面目でおとなしそうな人の場合は、責任感と使命感を与えるとよいと言います。
普段は気が弱く、自分から進んでやろうとしないタイプでも、部下を持たせて「責任者としてあなたがこの部門を守ってください」と伝えれば、自分から燃え上がってくれるはずです。
このような特性を踏まえたうえで、仕事を進めていく必要があるといいます。
すばらしい仕事をしていくためには、合理性とともに、「この人のためなら」と思わせてくれるような人間性を兼ね備えていなければなりません。
また、リーダーとして完全な仕事をするためには、大胆さと細心さをあわせ持つことも重要です。
経営者には、大胆に決断しなければならない場面と、石橋をたたいても渡らないぐらいの細心さを必要とする場面の両方があります。
これはけっして、「中庸」になれということではなく、恐ろしいほどの大胆さと、じれったくなるほどの細心さ、その両極端を兼ね備えることが、トップに立つ人間には求められていると言います。
本を読んでの感想
一言でいうと、読むことで、情熱が湧いてきて心の奥が熱くなるような本です。
モチベーションが下がってきている方にはとてもおすすめです。
また、リーダーとしての心構えや必要な要素も書かれています。
稲盛氏の考えは、ワーク・ライフ・バランスの重要性が強調される現代において、一見時代に逆行しているように映るかもしれません。
しかし、仕事を通じて人間が成長できるということを改めて教えてくれると思います。
また、稲盛氏のような唯一無二の偉大な経営者が、素直な心を持つこと、謙虚であることの重要性をこれほど大切にしていることが説得力を増します。
人間として最高の行為は、世のため、人のため、そして仲間のために尽くすことであり、尽くすためには、美しい心が必要であり、その心は、誰かの助けになることで、さらに磨かれていくといった言葉が非常に心を打たれました。
公務員の皆さんへ
稲盛氏が「人間として何が正しいのか」を自らに問い、唯一無二の判断基準としていますが、公務員の世界に当てはめれば、「どれほど国民・市民のためになるのか」がその判断基準に当たります。
施策や事業を展開していく中では、色々批判をされることがありますが、基本的にはその信念・軸がブレないようにすれば、ある程度合意形成ができると思っています。
公務員なので出世競争を除き、私利私欲で仕事をすることは基本的にないと思います。
「世のため、人のため」という思いを変わらず、いつまでも持ち続けられるかどうかが公務員という職業を充実させるために重要な要素です。
私が思うにこの「世のため、人のため」に加えていかに「楽しく仕事をするか」という要素を大切にしています。
これは私利私欲には当てはまらないと考えていて、公務員自信が楽しく仕事をすることが、その国、その地域を豊かにすると思っています。
おわりに
以上、日本を代表する偉大な経営者である稲盛和夫氏の京セラフィロソフィのご紹介でした。
人生を充実させる上で、欠くことのできない考え方がたくさん書いてあるのでぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。