【読書】夢をかなえるゾウ
皆さんこんにちは、現役地方公務員のKESUです。
本日は、6年ぐらい前にはじめて読んで、久しぶりに読み返してみた「夢をかなえるゾウ」をご紹介したいと思います。
- 作者:水野敬也
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 文庫
主な内容
さえないサラリーマンのもとへ、ゾウの頭を持つインドの神様「ガネーシャ」がやってきます。
関西弁で、タバコをよく吸い、嘘か本当か、ニュートンもエジソンもビル・ゲイツも、彼が育てたのだといいます。
いかにもうさん臭い彼が、「僕」を成功に導くためのレッスンをつけていきます。
靴を磨くこと、その日頑張れた自分をホメる、身近で1番大切な人を喜ばせるなど、毎日課題が与えられ、それを実行していくといった物語になっています。
ガネーシャは、自分の教えなど過去の成功法則書に書いてあると言います。
どうすれば人が成功できるか、という法則は既に明らかになっていても、それでも世の中に成功法則書があふれ、ほとんどの人が成功しないのは、人がそれらを読んでも何もしないからです。
「教え」そのものには、人を変えるだけの力はない。
人が変わるには、その人自身の行動が必要なのだとガネーシャは教えてくれます。
読んでの感想
本書からは実行すること、アウトプットすることの重要性を改めて学びました。
法則を学んでも皆が成功するわけではなく、それは、法則を「実行」する人があまりに少ないからです。
本書に書いてある成功法則は、デールカーネギーやナポレオンヒルなどに書いているような自己啓発の一般的な内容ばかりなのでそれほど目新しさはないです。
だからこそ、必ず「実行」すべし、という内容が、本書でははっきりと主張されている点に共感しました。
物語になっていることから、楽しみながら読めるという点でも良い本です。
公務員の皆さんへ
この本を読んで、公務員の皆さんに1番お伝えしたいのは、まずは実行して動きましょうということです。
公務員の仕事は、しっかり全てを固めて準備万端になってから動くことが多いです。
そういった仕事柄、仕事以外でもじっくり考えて悩んでから色々やり始める人、もしくは熱が冷めて結局何もやらない人が多い気がします。
私は悩んでる時間が勿体ない、無駄だと思っていて、見切り発車、とりあえずやってみる行動力がとても大事だと考えています。
人が1日で悩んだり迷ったりしている時間は、何と2時間以上あるらしいです。
睡眠時間8時間、食事時間1時間などを除いて、活動できる時間が15時間だとするとかなりの時間になりますよね。
私は基本的に迷ってることは、実行すると決めています。
大変なのは最初の一歩です。
特に公務員は信頼がある分、どんどんトライできる立場にあると思います。
トライ&エラー、とにかくやってみる、スピード感をもってできるかどうかがこれからの時代は何よりもキーになってきますので、一つの考えとして参考にしていただければ幸いです。
私は、考えていても発信しないこと、また動かないことは、考えていないことと一緒だと考えています。
これからも即断即決即行動をモットーに多動力を磨いていきたいと思います。