【読書】「原因」と「結果」の法則
皆さんこんにちは!現役地方公務員のKESUです。
本日は、あらゆる自己啓発書の根源となったとも評されるジェームズ・アレンの「原因」と「結果」の法則という名著についてご紹介したいと思います。
主な内容
思いの総和は人格となって表れる、つまり「環境が人を創る」のではなく、「人が環境を創る」と定義しています。
人間は環境に左右される存在ではなく、自己犠牲を払って獲得した自己コントロール力によって、いつでも現状を打破できる存在です。
人間の「思い」が原因となり、結果を創りだしていくというシンプルな法則は、誰にとっても納得しやすく、また人々に希望を与えてくれるものです。
世の中は「原因と結果の法則」に従っていて、人間の「思い」が原因となって、あらゆる結果が生まれます。
この法則を理解し、正しい思いをめぐらせることで、自分の置かれた環境をより良いものへと変えられるとしています。
また、ビジョンは現実となると説いてます。
富を築き上げ、大きな影響力を得ている人は、これまで粘り強い努力を続けてきたからこそ、困難を乗り越え、理想を手にしています。
あらゆる成功は努力の結果なのです。
読んでの感想
一言でいえば人として成長したい人は、常に心掛けておくべき不変の原理原則が書かれている本です。
きれいごとと感じるかもしれませんが、成功した人を見ると、結局はきれいごとを深層心理まで落とし込み、やり続けた人が成功を手にすると思います。
まずこうしたい、こうなりたいと思うビジョンがなければ、達成に向けた努力もしませんので現実化することはありません。
あとは思いの強さ、いかにビジョン達成に向けてトライ&エラーを重ねていくかだと思います。
自己啓発の名著と言われるような本は、表現方法こそ違えど、同様の内容が書いています。
公務員の皆さんへ
我々公務員の世界でも、思いだけでできないことも多々ありますが、まずは熱い思いがないことには何も始まりません。
まずは思いを持ったうえで、思いだけではどうにもならない現実も考えなければなりません。
予算、政治的要素、施策のバランス、それらの外部環境を考慮したうえでの決定になります。
私は本書を読んで感じ、実践していることは「こうしたいと思った心の声を言葉にすること」です。
そして、その際には、ネガティブなことではなく、ポジティブなこと、前向きな言葉を発するようにしています。
人間はポジティブに考えれば、行動もポジティブになります。
私は、仕事をいかに楽しむかを考えているので、仕事が自然と楽しくなります。
特に自分一人で状況を変えることが困難な公務員の世界では、いかに自分の心、精神を研ぎ澄ませておくか、きれいにしておくかがとても大切になります。
この程度でいいやという考えになってしまうと、仕事だけではなく、あらゆることが負のスパイラルに陥ってしまい、ネガティブになってしまいます。
公務員の閉ざされた世界にいるからこそ、マインドセットを豊かにしていきましょう。
以上歴史的名著「原因」と「結果」の法則 のご紹介でした。
皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。