【出世】30代で公務員の管理職を目指した理由
皆さんこんにちは‼︎ 現役地方公務員のKESUです。
今日は、私が30代前半で公務員の管理職を目指した理由についてお伝えしたいと思います。
公務員人生を豊かなものにしたかったから
人生100年時代と言われる中、公務員の定年についてもさらに伸びていく可能性があります。
基本的に私は定年まで退職するつもりはありません。職場で過ごす時間が長いことを考えると、やはりいつまでも意欲と熱意をもって、楽しく仕事に取り組める環境を自分でつくっていくことが必要です。
それを考えたときに、裁量が大きい管理職として仕事をすることが、最も主体的に取り組めるのではないかと経験を重ねる中で感じるようになりました。
また、せっかく管理職になるのであれば、30代でも50代でも皆が課長1年生なのだから、長くやるのであれば早いに越したことはないと思いました。
より市民のための大きな仕事をしたかったから
係員、主任、係長と昇任していく中で、やはり係長以下ではできることが非常に限られてしまいます。
係の中の事務の効率化や新規事業などはできても、市民や議会要望を受け、市長や上層部の思いを汲み取り、市政全体の影響を見通した施策を打ち出すためには、課長級以上でないと正直厳しく、限界を感じたことです。
さらに、市民に影響の大きい施策を打ち出すことは、やりがいや自己効力感という面から考えても非常に有意義なことです。
信頼してくれる上司や部下、後輩のために
20代の頃、教育委員会に配属されたときに課長と近い距離で仕事をしてみて、はじめて課長が具体的に何をやっているのかを知りました。
その課長は、まだまだ若造だった私に、自分の手の内を惜しみもなく見せてくれました。
そうした経験をする中で、課長はもっと部下にどんな仕事をしているのか伝える義務があると感じるようになりました。
例えば、「すぐに◯◯の資料をつくって」と課長に指示されても、具体的に何に必要だからといったところまで伝えてくれる課長は少ないと思います。
課長以上になると課の情報だけではなく、他課の情報も含め、市政についての情報が膨大に入ってきます。
その情報量は係長を1とするならば、課長はその10倍以上といっても過言ではありません。
そうした課長以上が把握している情報を積極的に伝えることで、職員(特に若手)は私のようにモチベーションが上がっていくと思います。
また、部下や後輩ができる中で、「KESUさんが課長になってくれれば、その課に絶対異動希望をするのに」と皆に言ってもらったことも昇任するに当たって、大きな後押しとなりました。
おわりに
以上の3点が市政史上最年少で私が管理職を目指した主な理由です。
もちろん、それ以外にも子供にかっこいいパパを見せたいとか、もっと目立ちたいとか(元々目立ちたがり屋の性格です。。)細々とした理由もたくさんありますが…笑
いずれにしても立場が人をつくるという言葉があるように、身を置く環境がすべてだと思うので、若いうちに仕事だけでなく、色々な世界に飛び込んで行きたいと思っています。